2012-08-21

エクアドル・コロンビアまとめ -交通-

エクアドル・コロンビアはほとんど飛行機で移動したため、特に役に立つ情報ではないと思うけど一応。

■バスについて
ペルーのトルヒーヨ(Trujillo)からエクアドルのグアヤキル(Guayaquil)まで一気にバス移動した。使用したのはまた
Cruz del Sur(http://www.cruzdelsur.com.pe/inicio_2.php
このトルヒーヨ→グアヤキルまでは始発はリマで、トルヒーヨまでは約3時間半かかる。また、火・金・日曜にしか便がない。

■飛行機について
料金比較サイトで比較して、結果としてでてくる航空会社のHPで直接値段確認して安い方といういつものやり方。
料金比較サイト http://www.dohop.jp/
主に南米の航空会社の比較 http://www.despegar.com/
ただし、今回料金比較サイトで出てきたBudgetAirという会社で購入したところ、confirmメールは来ていたのに、予約が勝手に取り消しになっていたということが起きたので、この会社は万が一を考えるとお勧めできない。
その際に空港の窓口で直接購入したのだけど、値段は若干高値になるだけだったので、あらかじめ予定が決まっているのなら、窓口で金額を確認するというのも手段としてはありだと思った。


■トルヒーヨ(Trujillo)(ペルー)
↓ Cruz del Sur社(バス)約20時間(遅れたため、本当は17時間の予定)、199ソル(約5,970円 ※1ソル=30円)
↓ シートは広くかなり倒れる、映画放映あり、食事付き(確か2回)
↓ 入国後のランダムチェックで荷物が荷物入れの手前に収納されていた人は全部開けてみせないと行けなかったので、早めにチェックインして、荷物を奥に入れたほうが楽かもしれない。
■グアヤキル(Guayaquil)(エクアドル)
↓ ツアーで申し込んだため単発の値段は不明。
↓ 飛行機、通常160-180ドル程度と思われる(約12,800円〜14,400円 ※1ドル=80円)
■ガラパゴス諸島 バルトラ島(Baltra, Galapagos islands)
↓ ツアーで申し込んだため単発の値段は不明。
↓ 飛行機、通常180-200ドル程度と思われる(約14,400円〜16,000円)
■キト(Quito)
↓ Avianca(飛行機)、1時間半、326ドル(約28,960円 ※1ドル=80円)
■ボゴタ(Bogota)(コロンビア)

エクアドル・コロンビアまとめ -宿泊-

訪れた都市が少ないので一緒に。
宿の探し方は別の記事参照(チリまとめ-宿泊-

■グアヤキル(Guayaquil)

Manso Boutique Guesthouse
Malecón 1406 y Aguirre, Guayaquil
1泊11.59ドル(約927円 ※1ドル=80円)
女性4人部屋、バストイレ共同(お湯出る)、ロッカーなし、朝食なし、Wi-fiあり(ビデオチャットできるレベル、コモンスペースじゃないとつながらない)、スタッフ英語可、ほぼ町の中心。
部屋は普通のドミトリーだけど、ホテル全体はちょっと高級感ただよっていてきれいだし、なかなかよかった。

■ガラパゴス諸島(Galapagos islands)
別記事参照(10万円以下!ガラパゴス諸島に一番安く行く方法

■キト(Quito)
また写真忘れた。部屋はちょうどいい広さ
Vibes Hostel
Joaquin Pinto 132 and 6 de Diciembre, Quito
1泊8ドル(約640円)
男女混合6人部屋、バストイレ共同(お湯出る)、ロッカーあり、朝食あり、Wi-fiあり(ビデオチャットできるレベル、部屋で通じる)、スタッフ英語可、新市街の中心

■ボゴタ(Bogota)

Martinik Hostal
Carrera 4 # 11-88, Barrio La Candelaria, Bogota
1泊16,000ペソ(約640円 1,000ペソ=40円)
男女混合9人部屋、バストイレ共同(お湯出る)、ロッカーあり、朝食あり、Wi-fiあり(ビデオチャットできるレベル、部屋でも通じる)、スタッフ英語可の人もいる、町の中心。

2012-08-13

南米最後の地 ボゴタ

そんなわけで、南米の旅をボゴタ(Bogota)で終わる事に決めた。せっかくなので少しボゴタを見てみようと思って、出歩いてみるけど、今までの南米諸国のなかで一番人からの視線を感じたので、個人的な感覚では少し危ない気がしたため、遠出はしなかった。

なので写真は少しだけ。前記事でも書いたように思ったより都会であった。

やたらとハンバーガー屋が多かった。

教会の前では複数のゲイカップルの結婚式をやっていたり。

思ったより、都会で自由でな都市だった。しかし短い滞在だったので、あまりコロンビアについてあまり色々なことはわかってないと思う。
ボリーバル広場(Plaza de Bolivar)は沢山の人が集まっていた。

カテドラル(Catedral Primada)。

色々な物を売っている人たち。

コロンビアといえばエメラルド、ということでエメラルド博物館へ行ってみる事に。入場料5,000ペソ(約200円 1,000ペソ=40円)。本来は10,000ペソなんだけど、博物館があるビルの1階にある宝石屋で50%割引のチケットを配っていた。コロンビアのエメラルド産出量は世界の70%。
博物館内は写真撮影禁止だったので写真はないけれど、エメラルドを発掘する流れがだいたい展示されていて、最後はエメラルドでできた装飾品のコーナーを見るという感じ。まあ面白いかどうかでいうと微妙なところである。

入り口にあったやつだけ写真撮れた。

天気もよかったので適当にふらふらしてた。なぜか大縄を通行人とやる人たち。

そして次はグアテマラへ飛行機で移動。空港の風景はなんだか見た事あると思ったら、2月にアメリカからボリビアへ行く時に乗り換えして、深夜ずっと数独してたんだった。約4ヶ月前の話なのに、これに関しては遠い昔のような気がした。そして中米へ。

ボゴタ滞在:2012年5月25日〜28日

2012-08-10

ボゴタ行きのチケットがなくなる

赤道博物館へ行き、ホテルへ戻り、そこからタクシーで空港へ向かった。朝からでかけたので、結構時間に余裕があるなかで空港へ到着。
国際線に乗るのは久しぶりで、最初アメリカからボリビアへ行く時に帰りのチケットがないとだめだと若干もめたのでちょっと心配だったが、この時すでに日本に帰る切符を買っていたので、まあ大丈夫だろうと思っていた。
カウンターでチェックインすると案の定、帰る切符はあるかと聞かれ、あらかじめ印刷しておいたチケットの紙を見せる。多分かなり自信ありげに見せたと思う。それで特に問題なく、チェックインできるはずだったのだけど、そのまま手続きしていたら、なんと予約していたはずのチケットが予約されていないとう自体が起きた。

いつもネットで航空会社から直接、もしくは代理店を通して、のどちらが安いかを見比べて買っているのだけど、この時はBudgetAirという代理店を通して購入していた(実際フライトしないとお金は決済されないので課金はされていない)。
いつもはメモに記載しているチケットの予約番号を再度確認するにはネットにつながないと見れないのだけど、奇跡的にキトの空港にWi-fiがとんでいた。それでもう一度確認してもらうけど、やっぱり予約がないと言われる。

方法は2つ。今日は乗るのをやめるか、カウンターで直接購入するか。もうキトではやりたいことがなかったので、カウンターで購入することに。値段が高すぎたらやめようと思った。

空港内にある航空会社の窓口に行く。LANはカウンターが開いていなくて、Aviancaのカウンターへ並ぶ。元々乗ろうとしていたのもAviancaだった。なんでかわからないけど、チェックインカウンターへ並んでいた人たちが数人並んでいた。もしかしたら同じ代理店で予約をとって、キャンセルになった人たちなのかもしれない。というわけで、結局結構な列ができていた。
もうこの時点で乗ろうとしていた午後4時30分の飛行機には乗れなかった。コロンビアの治安は他の国に比べてもあまりよくないので、あまり遅くに到着したくなかったのだけど、もう仕方がない。

やっと私の番になって、値段を聞いてみると次の飛行機で約362ドル(約28,960円 ※1ドル=80円)。私が元々予約していたチケットより2,000円くらい高かったけど、1泊するのと同じ金額になっちゃうのでそれで行く事にした。しかしどうにかチケットがあってよかった。代理店はほんとに今までもしっかり予約できていたところじゃないとだめだなあと思った。

結局22時ちかくにボゴタに到着する飛行機になった。出国の時に、日本に帰るチケットがイタリアからだから、そこまでどうやって行くんだとか、色々聞かれた。でも英語があんまり話せない人で、なんかあやふやになって終わった。無事出国、そして無事到着。

入国審査はほぼなにも聞かれなかった。そして荷物を取って、飛行場から外に出ると本当に今まで見た事がないくらいの、出迎えの人だかりができていた。有名人でも到着するのかと思うくらい。みんなそれぞれ花を持っていたり、ボードを掲げていたり、こんな夜にこの人だかり。そしてセキュリティがかなり厳しくて、警察がたくさんいた。でもやっぱり有名人の到着ではないように見えた。
なんでかわからないけど、私はその時、「もうここで南米の旅を終わりにしよう」と決めた。なんでかわからないけど、全ての雰囲気や空気で、自分の中ですっと思ったのだった。

コロンビアを旅行した人に聞くと、カルタヘナ(Cartagena)はかなりいいとほとんどの人が言ってたから行こうと思ったんだけど、今回はもう中米に行こうと思った。

そんなわけで、ホテルに着く前にもう次をどうするか考えていた。ホテルまではまた空港からタクシーで。タクシーのチケットを発行するカウンターに並んで、行き先を告げて、先に料金を払うというシステム。そのほうが安心だ。ボゴタは思ったよりずっと都会だった。高速道路(のようなところ)をずっと走り、高層ビルがいくつかあって、不思議な色のイルミネーションが輝いていた。
市内に入ると、かなりの人で道が溢れていて、こんなに若い人が外で飲み歩いているんだと結構意外だった。到着するともう夜だったので、さっさと寝てしまった。

なので結局コロンビア滞在は3日間だけだった。

2012-08-09

今度こそ本当にキトで赤道に立つ

キト(Quito)にある赤道記念碑(La Mitad del Mundo)を見たものの、本物の緯度0度地点じゃないということで、次の日あらためて緯度0度を探しに行った。赤道記念碑のすぐそばにあるので行き方は前回と同じ。
前回は場所がわからなくて、公式のHPもあるけど場所はいまいちあやふや。色々なブログを読んでみるけどいまいちわからないし、Googleに登録されている地点もなぜかいくつかあって結局わからないまままた出発。とりあえず近いという事だけはわかっていたので。
まあわからない時は人に聞くのが一番ということで、着いてすぐに場所がわかった。赤道記念碑を背にして左側に続く道を、道沿いに歩いて行くと「MUSEO SOLAR INTI-NAN(赤道博物館)」と看板があるのですぐわかる。歩いて数分だったと思う。


見た感じは日本の田舎にあるちょっとカオスな博物館という雰囲気。入場料は4ドル(約320円 ※1ドル=80円)。結構人で賑わっていて、英語ガイドグループとスペイン語ガイドグループにわかれて、ガイド付きで施設を周る。

そして本物の緯度0度地点に!!
なんと嬉しそうな私・・。ちなみに両手の親指を立てるのは、北半球と南半球からの重力をそこでうけるためとか、そんな説明された。それ以降常に写真はこのポーズになった。

地球儀を置くとさらに現実味が。

ここでは緯度0度地点を見る事をできるのもそうだけど、赤道ならではの実験が色々できてとても面白い。まずは水を流す実験。動画で撮ったので、写真はないのだけど、こういう空の桶に水を流す。
赤道直下だと重力が真下に働くため、水が渦をつくらずにまっすぐに落ちる。北半球だと反時計回り、南半球だと時計回りに水が渦をつくって落ちるのだった。実験結果はまさにその通りで、少し移動しただけで顕著に結果が現れる。

そして次は卵を立てる実験。同じく重力が真下に働くので、釘の上に卵を立てられるというもの。

そして本当に立った!
実際は赤道直下ではなくても卵はがんばれば立つらしい。でもすごい器用な人じゃないと難しいという話で、ここではほんの数分で卵を立てられるっということ。自然に卵が起き上がる訳ではない。でもここでも来客者の成功率は50%だとか。ここで卵を立てられるという話は前から聞いていたので、ちゃんと立てられてすごく感動した。

次は赤道を歩いてみるという実験。目をつぶって両手を例のポーズにして、まっすぐ歩けるかどうかというもの。
赤道に立って、目をつぶった瞬間に重力が自分にのしかかる感じがした。本当にこれはびっくり。これはもうぜひ体験してほしいというか、目をつぶっただけで、自分が全く違う世界にいる気がした。ちょっと怖い。
しかし相変わらずとても楽しそうな私・・・。結果はまっすぐ歩けない。歩こうとすると、足が全然まっすぐ進めないの。左右にふらふらして結局目を開けてしまう。まさかこんなに歩けないとは、と思ってすごく面白かった。この実験は目をあけてやれば、別にまっすぐ歩ける。目で見えているものが脳に伝わる力がむしろすごいなとも思った。

あとは弱い力でものを下に押すことができる実験とか、色々体感できることが沢山あって、すごく面白かった。この博物館は他にもエクアドルの民族の生活を色々な資料とともに説明もしてくれて、なかなか興味深かった。実際緯度0度地点というのはもちろん世界中にあるわけだけど、エクアドルがその場所として挙げられやすい理由は、標高が一番高いからと言っていた。

最後に赤道直下で卵を立てられたという証明と、スタンプを押してもらい、またキトのホテルへ戻ったのだった。この日はそのままコロンビアに移動。

キト滞在:2012年5月23日〜25日 


さっき記事を書くために色々見ていたら、こんな他の人の記事を発見。実はこの博物館も本当の緯度0度地点ではないとか・・・。もう何がほんとかわからないところが南米っぽいということで、私としてはなにも後悔はないな、と。 http://mota2008.blog25.fc2.com/blog-entry-135.html

2012-08-01

キトで赤道に立つがニアミス

ガラパゴス諸島からエクアドルのキト(Quito)へ戻って来た。ここでやりたい事はただ一つ。赤道に立つこと。
キトには赤道が通っていてその記念碑があるというので、せっかくだから北半球と南半球をまたごうと思ったのだった。エクアドルというのはスペイン語で赤道という意味があるらしい。
このMetrobus Qという路面バスに乗って、終点のLA OFELIAまで行く。このバスに乗っている観光客っぽい人はたいていここで降りるので、すぐわかると思うのと、運転手さんも教えてくれる。

私は新市街のマリスカル(Mariscal)地区というところに泊まっていたので、そこからエコビア(Ecovia)という路面バスをとMetorobus Qを乗り継いでトータルで0.65ドル(約52円 ※1ドル=80円)で到着。
エコビアの駅。道路の中央に駅があって、バス専用レーンを走るという感じ。Metrobus Qも同じ感じ。

専用レーンを走るけれど、見た目は別に普通のバス。間違えて逆方向へ行ったり、バスの乗り換えに手間取ったりしたので1時間くらいかけて到着。

もうどーんと看板がある。

ちょっと広い公園みたいなところに記念碑がある。公園内はプラネタリウムやお土産屋やレストランがあって観光地という感じ。入場料は3ドル(約240円)

そしてまたいでみた。

しかし実際はこの記念碑の場所は正確に緯度0度ではないとのこと。GPSができてから計ってみたらずれていたらしい・・・。本当の0度地点は別にあるというので、近くを探してみるが見つからず、しかも夕方になっていたので諦めた。まあこういうのは気持ちの問題だなと思う事にして。

ちなみに新市街はこういう感じで、おしゃれっぽいレストランがあったり、バーがあったり、南米の他の新市街とあんまり変わらない感じ。

時間がないのと、治安が少し悪いので旧市街には行かなかったけど、通りすがりにちょっとだけ見たのでこんな感じ。旧市街にパネシージョの丘(Cerro de Panecillo)という景色がきれいそうなところがあるのだけど、その周辺は色々なブログを見ていると昼間でも強盗にあった人とかがいるみたいなので、行く人は注意。私は昼間に強盗にあったことがあるので、絶対行けないと思った。

次の日は夕方の便でコロンビアへ行く予定だった。暇だからどうしようかと考えたところ、せっかくだからやっぱりちゃんと緯度0度地点に行こうと思った。色々調べていると赤道直下ならではの実験ができるらしく、すっごく楽しそうに見えた。というわけで次は本当に赤道に立つ。