2013-01-06

サンティアゴ・デ・クーバへむけて出発

キューバのハバナ(Habana)からどこか別の場所に行ってみようと思い、考えたのがトリニダー(Trinidad)かサンティアゴ・デ・クーバ(Santiago de Cuba)。どっちも行ってもよかったのだけど、キューバのゆったりした感じがそういうタイトなスケジュールを選ばせなかった。せっかくだから端まで行っちゃおうと、サンティアゴ・デ・クーバに行く事にした。キューバ革命の始まりの地とも言われている、そちらを選んだのだった。

ハバナのバスターミナル。列車でも行けるみたいだったけど、家の人にバスを勧められてバスにした。


ここにもゲバラ。


一般の人がチケットを買うところに並んでみたけど、違うと言われ、どこの窓口にいっても違うと言われ、何度も案内の人にきいてもわからなくて、うろうろしてたら知らないおじさんが連れて行ってくれた。外国人がチケットを買うのは正面入り口から入って、右にずっと進んだ左手側にある旅行会社。


出発当日の朝、バスターミナルまでタクシーで行くつもりでいた。家の人にタクシーの予約を頼んでおいたけど、急にチュチュ(家主のお兄さん)が荷物もって連れて行くからタクシーはやめたら?と提案。しかもタダでいいとのこと。タクシーに乗ったらお金かかるからと、散々私の色々を心配してくれた。
色んなところで客引きに合うから、だまされないようにと、これだけは覚えておいたほうがいいスペイン語講座もしてくれたのだった。

そんな訳でチュチュと一緒に朝7時に家を出発。30分弱歩く。私のでかいカバンをずっと持ってくれてたんだけど、キャスターがだめになりそうだといって、20kgある荷物をずっと肩に乗せていた。彼は57歳。重い、といいながら笑ってた。

そしてバスターミナル到着、チュチュに別れをつげてサンティアゴ・デ・クーバに出発。チケットはわら半紙にスタンプを押して、行き先とその日付が書いてあるだけの4センチ四方くらいの不安な感じ。旅行会社にいったら、荷物をまず預けさせられて、7:50のバスだったが8:30に出発。乗った時点でほぼ満席だったが、席に置いた荷物をどけて女性が隣の席に呼んでくれた。男性の隣が嫌だったからよかった。

途中で何回か休憩が入った。町以外の場所は潔いくらい何も無い。


バスは途中の停車駅で何人か乗って降りてを繰り返し、人が少なくなってくると、音楽を鳴らしたり、お菓子をもらったり、ちょっと楽しかった。目的地が近くなってくればくるほど、自由度が増して、誰かがコーヒー飲みたいと言えば露店に停車し、フルーツを買いたいと言えばまた露店に止まるが高すぎると言って戻って来たり、結局予定より1時間半遅れて到着した。夜中の12時半。

さて、ホテルも何も決めていない。いざとなったら、メキシコのカンクンで出会った人からもらったホテルの住所にタクシーで行けばいいと思ってたけど、さっそく客引きにあったから一応金額を聞いてみると悪くなかったから即決。



こんな車に乗った陽気なお兄さんという感じの人。本当に暑くて、窓は全開、音楽も全開、段ボールの切れ端を窓の外にだして、そこにぶつかる風が車内に入ってくる。片言の英語で「エアコンだ」って笑ってたから、サンティアゴ・デ・クーバの幕開けは面白かった。
ホテルというか、ハバナと同じく家を貸してくれる人のところにいってその日は終わった。
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