2013-06-04

日帰りヘルシンキ 前編

タリン(Tallin)に滞在している間にフィンランドはヘルシンキ(Helsinki)へ日帰り旅行へ行って来た。タリンーフィンランド間は片道2時間で行けてしまう。もしヘルシンキへ行くのであればタリンへ寄ってほしいし、タリンへ行くのであればヘルシンキも是非。

片道18ユーロ(約1,800円 ※1€=100円)でヘルシンキへ。ストックホルムからきた時と同じフェリーターミナルから早めに出発。チケットはタリンのツアリストインフォで取ってもらった。
会社はTallink http://www.tallinksilja.com/en/
今回は座席指定ではないので、適当にカフェの椅子で寝てた。

そして到着。

4カ国語。

フェリーターミナルの雰囲気に全然合ってないおしゃれっぽい椅子とゴミ箱の出現。

注意書きを貼るほどこれで侵入する人がいたのかね。

町の方へ向かって歩き出す。海沿いはなんだか色々工事中。

船も色々停まっていた。実は船の上にいるのは人間じゃなくてマネキン。

てくてく歩いているとフリーマーケットやってた。

フィンランドも通貨はユーロなのだが、全く手持ちがなかったのでこういうところでは買い物できず。ヨーロッパを短期間で複数国行く時には多少のユーロは持ってないとだめだな、やっぱりと思う。

ヘルシンキと言えば映画『かもめ食堂』。ロケ地が未だに食堂として営業されているとのことで行ってみた。事前の情報で中は全然違うという話だったけど、せっかくなので。

場所はフェリーターミナルからなら歩いて15分くらいだったと思う。町へ向かう通り道にあるのでちょうどよい。逆にフェリーに乗らずに町の中心からくるのだとかなり遠いし、周りは何もないので本当に好きなら、でいいと思う。
http://www.kahvilasuomi.fi/2

店の中。

ポスターもあった。日本人観光客もちらほら。メニューも日本語のがあった。ランチはスープとサラダと飲み物はセルフだった。よくわからないけど、お店の人がスープのおかわりとサラダのおかわりをやたらと勧めて来た。
関係のない話だが、旅中に食べ物をもっと食べるように勧められたり、余っている食べ物をもらう事が割と多い。私はそんなにお腹空いてそうに見えるのだろうか。

パンケーキ食べた。甘いもの食べる事あまりないので嬉しかった。8.30ユーロ(約830円)

お昼時になると地元の人で満席になった。ちゃんと地元の人に愛されている食堂なんだな。

そして町の中心へ向かって歩き始める。とにかく天気がいい。

北欧に行ったにも関わらずデザインに関する美術館も何も見ていないなと思って、予定もないからデザインミュージアムに足を運ぶ。入場料8ユーロ(約800円)

ここで面白かったのはヘルシンキオリンピックの時の色々なデザイン的な資料が見れた事だ。ヘルシンキオリンピックは、1940年の東京オリンピックが中止になったときの代替え地だったが、結局第二次世界大戦で中止になった。それとは別で1952年に開催されたのだが、フィンランドは世界大戦の敗戦国だし、多額の賠償金があったにも関わらずそこから復興したまさにそのシンボル的な意味合いがあったのだろう。
デザインのことはあまりよくわからないが、社会的な背景が多いに反映されるものだからそれを考えると色々面白かった。

意外と長くなったので続く。


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