2013-10-22

タイまとめ-食べ物・おもしろかったこと-

タイの食べ物やブログに書ききれなかったおもしろかったことまとめ

■食べ物
タイ料理が日本でもかなり一般的な食べ物だから、日本でも食べた事のあるものをつい食べてしまう。どれも美味しいし、日本のタイ料理屋の値段に比べたら破格の安さ。ブログ記事中にも結構紹介したのとかぶるものの、厳選したこれはおすすめ!というものも含め再度紹介。

・ハジャイ(Hat Yai)で食べた色々
長く滞在していただけかもしれないが、料理がおいしかった印象。タイも南部だとマレー料理の影響を受けて北部とはまた違うものがあるということだ。だけど食べたものが南部料理なのか、もはやタイ料理ではないかもしれない。観光客向けではない屋台街が楽しめたのもよかった。

・麺類
辛くない麺類。逆にトムヤムスープを飲みたくて探したのだがそういう店が見つからず。中華麺じゃなくて、お米の麺とかワンタンみたいなのとか、鳥ベースのあっさりしたスープの麺の店が結構あって地元の人も沢山入ってた。写真のは35バーツ(約105円 ※1バーツ=3円)。Hok Chin Hin Hotelの隣の隣くらいの店。小さい店なのになぜか店員の女の子が全員同じ制服着ててかわいかった。

・ルークチン
豚、鳥、魚の練り団子をその場で揚げた(もしくは焼く)食べ物。1本10バーツ(約30円)くらい。甘辛いタレにつけて食べる。なんか学校帰りに買い食いしているような気分になる食べ物。おいしい。

・燕の巣
中華系のデザート。ハジャイはツバメの巣が有名ということで食べてみた。屋台もあったが、ちゃんとした店で100バーツ(約300円)。巣自体味がよくわからなかった。汁が薄いシロップみたいな感じ。なんとなく試しで食べるのはよいかも。

・フィフィ似のおばさんがやってる屋台
屋台街の一番奥にある総菜屋台。店主のおばさん誰かに似てるとおもったらフィフィだった。英語も全然できないけどとってもいい人。ご飯も大盛りでおかず2-3種類で40バーツ(約120円)。またここに行きたい。

・カオマンガイ
タイの色々なところで食べたけど、ハジャイのが一番うまかった。鶏肉にしみ込んだ味が素晴らしい、煮卵もついて50バーツ(約150円)。

・カオソーイ
タイではチェンマイが本場という。カレースープに卵麺と鶏肉。辛さはないけど、ココナッツカレーの濃厚な味つけのスープがうまい。地元の店で35バーツ(約105円)、観光客向けの店は高かった。

・ソムタム
青パパイヤのサラダ。辛い。でもそこがいい。場所によるけど屋台で30〜50バーツ(約90円〜150円)くらい。

・トムヤム色々
日本だと圧倒的にトムヤムクンが有名だけど、クンはエビのことで、トムヤムクンだとエビ入りのトムヤムスープという意味になる。この酸味と辛味の混じった独特のタイスープがトムヤム。
トムヤムクンヌードル
友達が食べていたのをもらったがこれはとても美味しかった。王宮の前の通りのお土産屋とレストランが並ぶ通りの緑のレストラン。値段はわからないがものすごく高いところではない。

トムヤムスープ
カオサン通りの隣の通りの屋台で70バーツ(約210円)。ちょっと高い。エビが入るともう値段がすぐあがるし、普通のトムヤムスープのおいしそうなのをうまく見つけられず。値段はさておきやはり美味しい。

・カオサン通りのとなりの通りのおかゆ
ブログ記事にも書いたおかゆ。卵入り40バーツ(約120円)。鳥団子とおかゆと卵のすばらしいバランス。タイ料理で胃に負担をかけすぎた時にもおすすめ。カオサン通りの隣の通りのセブンイレブンの前。

・somboon seafood
http://www.somboonseafood.com/index.html
有名なお店らしい。友達に連れて行ってもらう、1人じゃ絶対行かなかったのでよかった。
元は中華料理店として始まったらしいが、メニューにはタイ料理も沢山あった。ずっと食べたかったヤムウンセンをここで食べる(写真)。カニのカレーが有名でそれも美味しかった、しかしあれは何料理なんだろ。日本の外食の値段という感じ。

・シェイク
滞在中何回も飲んだ。20〜30バーツ(約60〜90円)。日本にも安いシェイク屋台でてほしいな。

タイ料理を食べにまたタイに行きたいと思う。

■おもしろかったこと
・お坊さんの国
タイの95%が仏教徒という。お坊さんは尊敬される存在で、空港などにはお坊さん専用の座る席があった。日常的に僧侶が歩いている姿を見かける事ができるくらいお坊さんがいるなという感じ。でもタイ自体、寺院や色々な装飾以外ではあまり宗教を強く感じることはなかった印象。人々が祈るところをあまり見なかったからだろうか。

・発展するWi-fi事情
町中や駅、空港で無料wi-fiが使える国は多くなってきているが、タイの観光客が行きそうな公共の場所はICT free wi-fiが利用できる。これは登録すれば1日15分だけ無料で利用することができるのだ。
http://www.ais.co.th/ictfreeWifi/
他にはどこでもTRUEという会社のWi-fiは町中のそこらの道でも電波が飛んでた。この記事を参照すると、SIMフリー携帯があれば1ヶ月3,000円くらいでどこでもネット使い放題ということかな。そのくらいどこでもTRUEは飛んでる。
http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20121119/1353336691
カオサン通り周辺、ちょっとおしゃれなカフェ、マッサージ屋、人がくるところはFree Wi-fiを提供している店も多く、本当に困る事はあまりなかった。

・多分流行ってる!?アラレちゃん帽子
なぜか、やたらとアラレちゃん帽子かぶっている子どもを見かけた。アユタヤやバンコクの有名所にいくと小学生の遠足団体みたいなのとぶつかることが多く、ほんとにこの帽子をかぶっている子どもを見かけた。今アニメでもやってるのかな。ちょっと欲しいななんて思ったけど、色々考えてやめた。

タイはとても旅行しやすい国だった。南部は危ないところもあるからほぼ行ってないけど。バスもLCCも頻繁に出ているし、長距離電車は乗らなかったが、その方法もある。英語が分かる人も必ずそこらにいるし、食べ物はおいしいし、ちょっと夏は暑すぎるけど、それが心地よいと思える場所。レディボーイもバンコクは特に当たり前に町にいたり、お坊さんもいたり、それでも何かがとりわけ目立つということもなく、それがきっとタイの日常なんだろうなと思ったりした。タイも必ずまたいつか行くことだろう、今度は島でゆっくりしてみたい。


2013-10-19

タイまとめ-宿泊・交通-

タイの宿泊と交通についてのまとめ。

■宿泊
・ハジャイ(ハートヤイ)(Hat Yai)
Hok Chin Hin Hotel
87 Niphat 1 road
値段:1泊250バーツ(約750円)
基本情報:シングル、南京虫なし、バストイレ付き(お湯でない)、スタッフ英語可の人もいる、ファンあり、朝食なし、Wi-fiなし、バスタオル付き、物干し台あり
行き方:バスターミナルから50〜100バーツ(約150円〜300円)、電車のハジャイ駅からは徒歩10分くらい。
その他:あまり旅行者がくるところではないため安宿が少ないハジャイ。他に有名なのはキャセイゲストハウスだが汚い、南京虫が出るという噂がありやめた。
Wi-fiがないのが痛いが近くのデパートで無料で利用できる。部屋もきれいだし、毎日シーツとタオルを交換してくれるのは良い。暑いのでシャワーは水で充分。

・チェンマイ(Chiang Mai)
Kavil Guesthouse
10/1 Ratchadamnoen Rd, Sol 5
値段:1部屋1泊200バーツ(約600円)
基本情報:ツイン(シングルでも同じ値段)、南京虫なし、バストイレ付き(お湯出る)、スタッフ英語可、ファンあり、朝食なし、Wi-fiあり(最上階のはじの部屋の中でも使用できた)、バスタオル付き、トイレットペーパー付き、ツアー会社あり
行き方:ターペー門を背にして旧市街を歩き、左手側にある寺院をすぎたくらいを右折。門から徒歩10分くらい。
その他:おすすめ。Wi-fiの入りがいいし、旧市街内にあるから寺院巡りするならば立地はよい、清潔でお湯もでる。宿の人も優しい。

・チェンライ(Chiang Rai)
Jitaree Guesthouse
http://jitaree.house.tripod.com/
値段:1部屋1泊200バーツ(約600円)
基本情報:ツイン(シングルでも同じ値段)、南京虫なし(ただし他の虫が沢山)、バストイレ付き(お湯でる)、スタッフ英語可、ファンあり、朝食なし、Wi-fiあり(一番端の部屋の中でも使用できた)、バスタオル付き、トイレットペーパー付き、ミネラルウォーター付き、物干し台あり
行き方:HP参照。バスターミナルから歩いて20分くらい
その他:地球の歩き方に載っている宿。オーナーいい人、Wi-fiのつながりも良い。部屋が一番端で窓が多かったからかもしれないが、コバエのような虫が大量に部屋に入ってきて虫が苦手ではない私でもちょっときつかった。歩ける距離だけど町から少し離れているのも難点。

・バンコク(Bangkok)
Mama's Guesthouse(写真なし)
住所不明
値段:1泊100バーツ(約300円)
基本情報:男女混合10人ドミトリー、南京虫なし、バストイレ共同(結構汚い)、スタッフ英語可、ベッドに1台ずつ扇風機あり、朝食なし、Wi-fiあり(部屋で使用できる)
行き方:http://www.kaosan.info/ (このサイトのカオサンマップ参照)
その他:早朝カオサン到着で少し寝るためだけにチェックイン。ドミは狭い。カオサン通り周辺の真ん中にあるから夜うるさそう。

CH2 Guesthouse
住所不明
値段:1泊150バーツ(約450円)
基本情報:シングル、南京虫なし、バストイレ共同(お湯出る)、スタッフ英語可、ファンあり、朝食なし、Wi-fiあり(部屋で使用できる)
行き方:http://www.kaosan.info/ (このサイトのカオサンマップ参照)
その他:日本人宿。カオサン通りのバーガーキングの裏のほうにあるため夜は静かでいい。1階が旅行会社になっている。窓のない部屋にあたるとまるで独房のよう。古いけど綺麗で結構快適。


■交通
電車もあるけど国内はバスと飛行機を利用。LCCがあるから長距離電車より飛行機のほうが安い場合も多々ある。バンコクの渋滞はひどい、車を利用する時はかなり余裕をもったほうがいい。場所によっては夕方ラッシュ時はほぼ動かない。

・ランタウパジャン(Rantau Panjang),マレーシア(Malaysia)
↓ 徒歩 イミグレまでは10分くらい 
・スンガイコロク(Sungai Kolok),タイ(Thailand)
↓ 乗り合いワゴン 3時間半 200バーツ(約600円)
・ハジャイ(Hat Yai)
↓ AirAsia(飛行機) 2時間 1,710バーツ(約5,130円)
・チェンマイ(Chiang Mai)
↓ Green Bus(バス) 3時間 185バーツ(約555円)※水とお菓子つき
・チェンライ(Chiang Rai)
↓ →タチレク(Tachileik), ミャンマー(Myanmar)※日帰り
↓  詳細記事参照

ラオスへ

・ヴァンヴィエン(Vang Vieng), ラオス(Laos)
↓ バス 15時間半 800バーツ(約2,400円)※カオサン通り行き
・バンコク(Bangkok)

ミャンマーへ

・バンコク(Bangkok)

カンボジアへ

・シェムリアップ(Siem Reap), カンボジア(Cambodia)
↓ バス 12時間 10ドル(約1,000円 ※1ドル=100円)※夕方のバンコク渋滞のため
・バンコク(Bangkok)

・ドンムアン空港からカオサン通りへ
分かりにくかったのでこれだけ記載。
ドンムアン空港の荷物を取る場所から出て右へ。バスの表示があるが、カオサン通り行きは右。分からなければ目の前にあるインフォで聞けば分かる。
空港から外にでて、大きな道路が左手側に見えるので、その道路の歩道まで行くとバス乗り場がある。
ローカルバスが沢山やってくるが59番のバスがカオサン行き。番号が書いてあるバスに取り付けられたボードが緑とオレンジの2種類があるが、オレンジに乗る事。緑はまた別の方面に行くバス。

2013-10-18

東南アジアの旅が終わりそして南アジアの旅が始まる

2013年6月29日、インドネシアから始まった東南アジア諸国を巡る旅も9月1日で終わった。約2ヶ月かと思うと意外と短かったなと思う。
どの場所に行ってもそうだけど、結局現地で人の話を聞いてまた行ってみたい場所が増えるというのの繰り返しで、今行けなくても、まぁ後に楽しみが残っているのもいいじゃないかと思う。

過去にも東南アジアの何カ国かには短期で行った事があったから、あの暑さや食べ物、人の雰囲気などは何となく知っていた部分があったけど、南アジア(ネパール・インド)に関しては初めて踏み入る地域であり、さらにインドに関しては最近あまりよくないニュースばかり見ていたから、ちょっと不安があった。しかし旅をする者として、インドは外してはいけない気がした。
新しい場所に行くわくわく感と、ちょっとの不安とともに旅立つ。

タイはバンコク(Bangkok)のカオサン通りからスワンナプーム空港へミニバンで向かう。そこら辺の旅行会社で申し込みをして100バーツ(約300円 ※1バーツ=3円)。渋滞しているのもあって1時間くらいで到着。

出国審査も特に問題なく通過。出国してすぐのところに、空港内Wi-fiが無料で使えるパスワードとIDを配布している。パスポートを提示してから受け取る、1つのIDで2時間のみ使用可能。
飛行機が2時間くらい遅れていた。最後にパッタイを食べてタイバーツをほぼ使い切る。

2時間くらいでマレーシアのクアラルンプール空港に到着。またスタート地点に近いところに戻るなんて不思議。そこから8時間待機しなければならなかった。
ここでもまた無料のWi-fiがある。3時間利用できるが、ID・パスワード制ではないため、1つの端末で3時間ずつ使える。つまりPCとスマートフォンで計6時間使えるのだ。

あまりに誰もない空港。カフェは開いていたが電源がないのでやめて、リクライニングシートのような形をした椅子とその側の電源を確保してずっとネットしてた。暇すぎて。エアコンが効きすぎて寒いから簡易寝袋に入る。

そして朝がきて、ようやくカトマンズ(Kathmandu)行きの飛行機に乗る。機内食がすでにカレーっぽい感じに。

約3時間半でネパールのカトマンズのトリブバン空港に到着。山の中にあるため、着陸が難しい空港と言われていて事故も実際多いらしい。しかも少し雨が降っていたから恐ろしかったが何事もなく到着。

ネパールでは入国時にアライバルビザを取得する必要がある。15日間で25ドル(約2,500円 ※1ドル=100円)。顔写真1枚と、イミグレーションに用意されている申請用紙をその場で記載してイミグレーションに並ぶ。€でも支払いが可能と書いてあった。
両替所やATM、インスタント写真のブースなど、ビザを取得するための色々は用意されている。
とりあえずお金を払えば入国できるという感じで特に何も聞かれなかった。

ネパールがどういうところかわからないから、最初は泊まるゲストハウスの空港ピックアップサービスを依頼していた。600ルピー(約600円 ※1ルピー=1円)だからかなり高い。
ピックアップの人と車まで歩いている間に、勝手に荷物を持つ人がいて、「あれ、これは後でチップ請求されるやつかな…」と思ったが、宿の人が何も言わないので宿関連の人だと思いそのままにした。そしたら全然関係ない人で、案の定チップを請求される。
渡すつもりもなかったが、車のドアを閉めさせてくれないので、仕方がなく余っていたバーツの小銭をあげる。

雨と、少し標高が高いため寒くて、タイの陽気さとは真逆だったし、変なやつにチップを要求されるし、何となくネパールの最初の印象はいまいち。
標高が高い地域独特の空気、それは好き。ペルーとかボリビアとかを思い出した。

人、車、止まらないクラクション、整備されていない道とゴミ。おーこれがネパールか、南アジアかと、思って南アジアの旅がスタート。



カオサン通りの日々

タイに友達が遊びに来てくれていたとき以外は、ずっとバンコク(Bangkok)はカオサン通り(Khaosan road)にいた。
ここには何でもある。おいしい食べ物も、安い宿も、お土産も、旅行会社も全て。世界各国からバックパッカーもそうでない人も、なんとなく集まって、夜な夜な騒いでいる。

朝起きて、昼まで時間があれば10バーツ(約30円 ※1バーツ=3円)ラーメンを食べる。2ヶ所ある。100バーツ(約300円)でドミトリーに泊まれるママズゲストハウスの近くの脇道にある屋台。

もう1つは有名な場所。こんな看板も出てる。

どっちも辛くない、あっさり系の麺。

そして私は昼は暑いからあまり出歩かない。用事もないし。

そこらじゅうにある屋台や、偽の学生証つくるおじさんや、お土産屋からの挨拶に答えながらお昼ご飯を探す。



食べ物の種類はとにかく豊富。屋台飯の量が少なめだから色々食べたければはしごしても余裕がある。カオマンガイ、パッタイ、トムヤムスープ、ソムタムなどなど。だいたい40バーツ〜80バーツ(約120円〜240円)くらいで1皿。トムヤムは少し高い。



本当に暑いからだいたいシェイクを飲む。30バーツ(約90円)。味も色々ある。個人的にはマンゴーが好き。
おすすめはカオサン通りの隣にある通りの屋台街。セブンイレブンの横にいつもでてる。

シェイクほどの美味しさはないけど、暑すぎるのでスムージーという手もある。20バーツ(約60円)。CH2ゲストハウス近くのコーヒー屋みたいなとこ。

そして夜。正直お金があれば飲み歩くのが楽しいだろうけど、できないので、ただそのうるさい雰囲気を見て歩く。屋台、サソリ売り、歩きながらお土産売る人、水タバコ、マッサージ。

そしてまた屋台飯。昼に食べるものとあまり変わらないけど、夜にしか出てこない屋台もある。ご飯におかずを何種類か選べる屋台。これが辛すぎてカンボジア行きを延期したのだけど。

そして一番のおすすめがおかゆ屋台。友達に教えてもらって行ってみたらハマって結構食べた。40バーツ(約120円)で卵入り。熱いおかゆに生卵いれて渡される。すぐにかき混ぜてテーブルにあるショウガとネギをいれて、少し醤油に似た調味料をたらす。本当にうまい。カオサン通りの隣の通りのセブンイレブンの前にある。

カオサン通りにいても食べる事以外ほとんどやることがないけど、なぜかそこにいてしまうという不思議。でも美味しい物が安く食べられるって重要。

1人になったとき唯一いったのはシリラート病院くらいだ。そこは、解剖学・寄生虫・法医学の博物館があり、法医学博物館に関しては日本人には死体博物館と言われているらしい。
カオサン通りから一番近いボート乗り場から15バーツで3つ目。Wang Lang駅で下船。

駅を出てまっすぐ歩いて行くと割とすぐ右手側にある。現地の人が普通に訪れる大きな病院だけど、中に入ると博物館の矢印があるのでそれにそって進む。いくつかは無料でみることができるが、死体博物館と呼ばれるところは入場料が200バーツ(約600円)かかる。

ここは事故や病気で亡くなった方たちの法医学鑑定された遺体を展示している場所だ。どちらかというと医学生向けなんだと思う。タイでは日本ならまず掲載されない事故写真などは普通に新聞に掲載される。だからかわからないが、見に来ているタイの人たちは淡々と見ていた。医学生なのかもしれないが。
神経や血管だけを抜いた状態でホルマリン漬けになっている展示など、その他もあまりに珍しくてそういう意味では興味深かったが、元々生きていた人たちで、特に赤ちゃんや亡くなった方の事故の詳細も一緒に展示されていたりなんかすると見に来たことをとても申し訳ない気持ちになり帰った。世界にはこういうところもあるのだな。

そうしてバンコク、カオサン通りの日々も終わり、東南アジアの旅が終わった。

バンコク滞在:2013年8月12日〜16日、23日〜25日、30日〜9月1日

2013-10-16

カンボジアからタイへ!5回目のタイ入国

シェムリアップ(Siem Reap)を後に、タイのバンコク(Bangkok)へ戻る。タケオゲストハウスでバンコク、カオサン行きのバスチケットを購入した。宿泊客以外は少し割高になり10ドル(約1,000円 ※1ドル=100円)。

朝7時半にトゥクトゥクがゲストハウスまで迎えにきて、近くの道ばたで降ろされる。そこが発着所で、普通の大型バスが来て乗り込んだ。
国境のポイペトまで一気に進み、そこから出国審査。また指紋を取られる。さようならカンボジア。

そしてタイの入国審査。色んなバス会社からほぼ同じ時間にバンコク行きが出ているため、沢山の観光客でごった返していた。タイを拠点に色々な国へ行っていたため、これが5回目のタイ入国になるが、特に何も聞かれず、入国審査を通過した。かなりの旅行者がタイを拠点にして出たり入ったりしているからだろう。

国境から少し歩いたところにカオサン行きのバスが出発する集合場所があり、そこに恐らく全部のバス会社の客が集められる。到着した順に番号の書かれたシールを貼られ、番号順にジープに乗って出発。つまり早く着けば、早く出発できる。

しかしなぜかジープに乗った後すぐに近くのレストランで降ろされ30分くらい休憩。ここが昼食どころだったようだ。今度はワゴンが来て、また番号順に乗り出発。帰りは2回、行きと同じ場所で休憩があった。

どの会社を利用した場合でも関係なくワゴンに乗せられている感じで、最終的に到着はほぼ同じだったから、早く乗って早く出発しても、帰りのバンコクの渋滞にはまるとおなじなんだなと思う。

バンコク市内は今まで体験したことのないくらい雨が降っていて、雨がワゴンを打つ音がものすごかった。途中で中国人の1人旅女子と出会い夜、少しだけ屋台よりは高い店に行く。
タイの舞踊なんかみたりして。
しかし少し高かったが、屋台の方がおいしいと感じてしまった。残念。

中国人で女性で1人旅なんて今まで出会ったことがなかったから興味深かった。中国から海外旅行行けるのは本当にお金持ちだけだろうし、見かけるのはだいたいが団体旅行。
かなり自立した女性で旅行から帰ったら起業するのだと言っていた。旅中のその場限りの出会いでも、こういう出会いはとても面白いと思う。

この時点でタイは残り2日。東南アジアの旅が終わろうとしていた。

2013-10-15

カンボジアまとめ-宿泊・交通・食べ物・おもしろかったこと-

カンボジアのまとめをまとめて。シェムリアップしか行ってないけど。

■宿泊
・シェムリアップ(Siem Reap)
Yellow Guesthouse
http://www.yellow-hostel.com/
値段:1泊1部屋5ドル(約500円 ※1ドル=100円)
基本情報:ツイン(シングルでも同じ値段)、南京虫なし、バストイレ付き(お湯でる)、スタッフ英語可、ファンあり、朝食なし、Wi-fiあり(各階に1ルーターついているのでかなり早い)、バスタオル付き
行き方:バスターミナルからトゥクトゥクで2ドル(約200円)。ヤマトゲストハウスの裏の道を道沿いにいったところ。
その他:日本語を本当に少しだけしゃべることのできるオーナーの娘?が愛嬌あってかわいい。宿の人全体的にいい人だけど、遺跡巡りツアーへの勧誘が毎日ある。でもいらないと言えばしつこくはしない(料金が高め)。部屋は清潔で綺麗だし、滞在中に増設したWi-fiが部屋でもサクサクなのでとてもよかった。

■交通
・バンコク(Bangkok), タイ(Thailand)
↓ バス 12時間 300バーツ(約900円 ※1バーツ=3円)
↓ ※カンボジアビザ当日取得代行 1150バーツ(約3,450円)
↓ タイからカンボジアへの詳細記事はここから
・シェムリアップ(Siem Reap), カンボジア(Cambodia)

・アンコール遺跡トゥクトゥクチャーター料金(1名)
 ーベンメリア、ロリュオス遺跡群
  30ドル(約3,000円 ※1ドル=100円) 詳細記事
 ーバンテアイスレイ、クバルスピアン、アンコールワット周辺大回り
  25ドル(約2,500円) 詳細記事
 ーアンコールワット周辺小回り+朝日
  12ドル(約1,200円) 詳細記事

■食べ物
正直食べ物はこれはカンボジア料理なのかしら…と思いながら食べていたためよくわかっていないまま。それでも食べた中でおいしかったものを紹介。

モロッポーカフェ(Moloppor Cafe)
川沿いにあるカンボジア(クメール)料理、日本食もあるレストラン。
アートスクールの方達に連れて来てもらった。値段も手頃で、味もおいしい。Wi-fiも無料。

・アンコールビール(Angkor Beer)
アンコールワットがデザインされているビール。味はあっさりで暑いカンボジアではとても良い。他にもビールはあるのだけど、こればっかりはデザインと名前でとりあえず最初に頼みたくなる。

・鶏肉のレモングラス炒め
メニューをみるとレモングラスの入った料理が多いからよく使われるのかなと思った。カンボジア料理は基本的に辛い物は少ないと言われているが、これに限っては唐辛子も一緒に炒めてあってちょっと辛い。レモングラスととても合う。

・生春巻き
完全なるベトナム料理。でもカンボジアでもほとんどの店にあった。元々好きというのもあるけど、量と値段を考えるとかなりコスパの良い食べ物だった。かなり大きいのが4本くらいで1ドル以下だった。

・タケオゲストハウスの食堂
有名な日本人宿タケオゲストハウス。宿は雰囲気が無理で泊まらなかったけど、食堂だけなら他の宿の人も利用する事が出来る。カンボジアの家庭料理から、日本食、韓国料理までかなりの種類があり、量も多く、値段は安いけどバカみたいには安くない。私がいた時は、アンコールビールの生も飲めてとてもよかった。たいがい生ビールとご飯とおかずで4ドルくらい。写真はココナッツベースのスープカレーのようなものに魚となぜかキウィが入っているもの。色々食べてみたけどはずれがなさそうな感じ。

■おもしろかったこと
本当に残念ながら町や人を見る機会がなかったなと思う。数日しかいなかったのもあるが、一般の人は優しいけど警察は腐っている印象。昔は、地雷被害にあった人が町にいたりしたらしいが、今は全く見かけなかった。田舎の方では少しみたけど。シェムリアップの町が結構観光に力を入れていると感じたから、本来の姿というのは見れないのかなと思った。だからポルポト政権の話なんかは実体として感じることがシェムリアップではあまりできない。できないからこそ知って考えなくてはいけないのだけど。
あとはベンメリアやバンテアイスレイのほうへ行く時の道が沖縄の夏に何もないところを走っているかのような錯覚に陥り、そういうところが好きだなと思う。