2016-11-06

ジンバブエへ入国

クリスマスイヴの朝、ボツワナからジンバブエに向かって出発した。
アフリカに来てから本当に始めて1人きりの行動になる。
泊まっていたChobe Safari Loadgeからタクシーで国境まで40プラ(約400円 ※1プラ=10円)。ちょっと高いと感じたが、シェアバスもないし仕方がない。だいたい20分くらいでボツワナの国境に到着した。
タクシーで途中でいきなり相乗りになってヒヤヒヤしたが、運転手の友達だった。

出国して今度はジンバブエの入国の場所まで歩いていく。日差しがすごく強い。
ジンバブエ入国にはビザが必要でシングルビザ30ドル(約3,000円 ※1ドル=100円)
入国審査の人に「ありがとう」って日本語で言われて、ヴィクトリアフォールズともなると日本人が結構いるのかなって思った。ボツワナから来る人はほぼいないと思うけど

無事ジンバブエ入国!

ここからシェアタクシーで目当てのヴィクトリアフォールズに行くのだが、事前に調べていたシェアタクシーの相場は7ドル(約700円)
運転手に値段を聞くとなんと20ドル。これは絶対にぼったくりである。
「絶対乗らない、安くして」
というと15ドルになった。それでも高い。ドライバーの人相が良かったのでもうちょっと交渉してみようと思って10ドルにならないか聞いたらあっさり了承された。
よし、このまま7ドルへ…と思ったがそこは何度言っても下がらなかったので10ドルでこちらも了承した。

なかなか人数が集まらなくて出発しない。
こういうのはだいたい満席になると出発する。いきなりやってきた欧米人のおじさんが乗ることになり、まだ座席が空いているが出発
おじさんにいくらで乗ってるのか聞いたら、10ドルだって。私の交渉は一体…

出発する時に
「ほんとはもう一人乗せたいけどこないから出発する。今乗ってる人プラス3ドルね」
と言われて出発した。
「そもそも7ドルが相場なの知ってるから!上乗せして10ドルでいいよね」
と言ってみるが曖昧な笑いを残してそのまま出発した

色んな人を降ろして最後に私が泊まる宿に到着した。
色んなところによってたから出発してからだいたい1時間がたってた。
しれっと10ドル渡して去ろうとすると「あと3ドルは」と請求される。ほんとにギリギリのところで旅していたからどうしても払いたくない
「通常7ドルだよね、3ドルプラスして10ドル払ってるよ」
というと笑いながらドライバーは去っていった。勝利!いやそうでもないか。

キャンプサイトもあったけど、もうベッドで寝たいと思ってドミトリーにチェックインした。イギリスでもアメリカでもクリスマスに店が全部閉まって困った経験があるため、ここでも念のため買い出しに出かけた。
かなり大きなスーパーマーケットが近くにある。さすが観光地

ジンバブエといえば、ハイパーインフラが起こり100兆ジンバブエドル札など、とんでもない桁数の紙幣が出回っていたことで有名。
実際に完全廃止されたのは2015年だそうだが、私が行った2013年ですでにジンバブエドルは使われておらず米ドルが流通していた。
珍しいからと100兆ジンバブエドルを道ばたで販売している人がいた。

米ドルが流通していたが、セントのコインは流通していなくて、中途半端な金額の場合おつりがない。
その場合どうするかというと、おつりが飴になる。これほんとに。
おつりが飴だった国は初めてだ。

ボツワナまとめ

ボツワナのまとめ色々

■宿泊
・カサネ(Kasane)
Chobe Safari Loadge
http://www.chobesafarilodge.net/
値段:キャンプサイト1泊85プラ(約850円 ※1プラ=10円)
基本情報:シャワートイレ共同(お湯出る)、スタッフ英語可、Wi-fiなし(あっても有料)、サファリを申し込めるデスクあり、使えるキッチンはなし
行き方:国境からミニバスがつかまれば4プラ(約40円)、国境からタクシーは交渉3人で20プラ(約200円)だった
その他:普通に金持ちでキャンプ好きの人たちが泊まるからきれい、スーパーマーケット徒歩3分くらい、銀行もその敷地にあり両替レートよい、徒歩7分くらいのところにショッピングモールあり、モールにはKFCあり

■交通
ザンビア国境から渡し船 10分(場合によっては料金徴収されるらしい)
渡し船乗り場からミニバスもしくはタクシー 10分
怪しい車には乗らないこと。現地の人曰く乗ったら死ぬ

■食べ物
これといっておいしかったものなし
Chobe Safari Loadgeのバイキング130プラ(約1,300円)
近くのスーパーで20プラ(約200円)でお腹いっぱい。物価が安いし物が揃っているので北上する場合の買い出しポイント

■おもしろかったこと
・交通の便がない、物価が安い未開の地
ナミビアの隣にありながら、大型バスの運行はなし。旅行しづらい場所だとされている。
カサネはサファリがあるため潤っている感じがしたが、ちょっと外れると何もないのであまり歩き回れない雰囲気
自力でどこにでもいけるタフな旅人はいいのかもしれないけど。

サファリはゲームドライブが295プラ(約2,950円)、クルーズが190プラ(約1,900円)、銀行も10プラ=1ドルと超好レート。
サファリが終わったらやることないから去ったけど、物価的にはいつまでもいれそうである

南下してきた人にとってのサファリは物足りないかもしれない。ナミビアでサファリ行く予定なら無理してボツワナによらなくても良いと思う。

ボツワナ滞在:2013年12月22日〜24日