2017-09-05

紅茶の工場へ行く

ヌワラエリヤ(Nuwara eliya)は山の中にあるから結構寒くて、この旅で初めてジャケットを着た。宿ではスリランカの朝食を、有料だけど食べさせてもらえるということで、お願いしていた。3ドル=459ルピー(約329円 ※100ルピー=72円)で少し高めだが、これはお願いしてとてもよかった。

右のそうめんが固まったみたいなやつがアーッパと言う米粉を蒸したもので、これにカレーやサンボルと言うココナッツの辛いふりかけのようなものをかけながら食べる。辛いけどとても美味しい。あとはフルーツの盛り合わせと水牛のヨーグルト。普段ヨーグルトを積極的に食べないのだけど、すごく美味しかった。一度は経験してみるべき。宿情報はまとめて別エントリーに。

この日は紅茶工場に行くため、バスターミナルへ。その辺の人に、Pedro tea center行きのバスを聞き乗り込む。12ルピー(約8円)で約10分。結構混んでいるが、ほとんどの人が病院前で降りる。運転手に行き先を伝えておけば、着いたとき教えてくれる。

勝手に入っていいのかなという雰囲気を醸し出しているが、工場敷地内を進んでいくとガラス張りの建物があり、そこが受付になる。200ルピー(約144円)を支払い見学開始。

若い女性が一人ガイドとしてついてくれて、茶葉を積んでから加工するまでの工程を、実際の工場の機械とともに教えてくれる。全部英語。
お茶の葉の状態を考えて、夜間にしか加工を行わないらしく、朝方みんな出勤するそうだ。約850人が働いているという。
茶葉を機械で選別して、大きさによって高級なものからゴミになるものと4段階くらいに分けられると言っていた。ゴミになるものはすごく苦いらしいが、従業員が飲んでいるとのこと、売りに出されることはない。
この工場で作られる茶葉は輸出専門でコロンボでオークションに出されて各国各地に送られるそうだ。工場内では販売をしているというので、ティーバッグだがチップ代わりに購入した。

ガイドの子はいつか日本に行ってみたいの、と言っていた。いつか本当にこれると良いなと思う。
そしてこの工場で作られている茶葉は、日本の『午後の紅茶』のレモンティーの茶葉にも使われているそうだ。

見学を終えると、受付の建物で紅茶をいただける。私がもらったのはオレンジペコーだった。目の前は見学用の茶畑で、茶摘みのデモンストレーションをやったりしていた。
午後の紅茶の茶葉を作っていたとは知らなかったから、急に親しみを持った。一対一で説明してくれたから、いろいろ知れたし、なかなか良い機会だった。

ヌワラエリヤから行ける紅茶の工場はもう一つmackwoodというメーカーのがあるが、工場は満足したので、行かなかった。ヌワラエリヤの町にショップはあるが、そこも本当にただのショップだったので行かなかった。

また同じバスに乗って町に戻った。
ヌワラエリヤの街は本当に小さく、特に何もない。

イギリス統治時代にヌワラエリヤは気に入られて、たしかに気候的にイギリスぽくあると思うが、ポロやゴルフをやる場所が設けられたらしく、そういう施設が結構あった。イギリスっぽい大きなガーデンもあったし。

郵便局が可愛い。
でも一通りスーパーも食べるところも揃っていて、過ごしやすくはある。

あれだけ暑いとしんどいと思っていたが、天気が悪く寒くなると、やはりまた暖かいところに行きたいと思うのが不思議だ。次は海辺の町ゴールへ。

ヌワラエリヤ滞在:2017年6月19日〜21日


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